本来の事務に戻ります。
予算内容も勤務する市によって多少違うと思うのですが、県費事務の業務に関係する給与や出張旅費は県の予算です。
その他に前にお話した「消耗品費」や「図書費」、備品を購入する「備品費」、学校の壊れた箇所を修理したり、古くなった器具を新しい物に買い替えたりする「修繕費」等は市の予算です。
このうち「修繕費」は各校に全額の割り当てはなく、修理箇所があるたびに教頭先生が市の教育委員会にまず電話をし、その後修理依頼書を提出すると業者さんが来て下さいます。
水道管の破裂で水浸しになっているとか、電気がつかない等、急に要する場合は市教委ですぐ業者さんの手配をしてくれます。
修理依頼は教頭先生の仕事になっていますが、一応その流れを知っていた方がと思い書いてみました。
ただ、これも市によって違いはあります。
修理が終わると業者さんが請求書を届けてくれるので、それに校長印、教頭印を押し、市教育委員会へ送ると市から業者さんに振込してくれます。
この時、納品・請求の2枚あるので、納品書の方を学校に控えとして綴じておきます。
あらゆる納品書を保管するのも事務の大切な仕事です。