県費事務の仕事ととして次にお話したい事は「出勤簿」の整理です。
学校という職場は全て民間企業より遅れていますので、タイムカードではなく、
職員室にA3サイズの黒表紙で綴られた出勤簿が置かれています。
毎朝出勤すると自分の名札を出勤に返して、出勤簿に押印します。
しかし、この押印が毎日できている人は意外に少ないのです。
そのために事務作業が滞ることもあるので、時々、管理職の方(校長、教頭)に注意して頂くのですが、それでもなかなか押印してくれない人もいます。
また、「まとめ押し」すると、休暇を取った日に押印してしまうという間違いも時々あります。
間違うと修正テープとかは使えず、消しゴムで少しずつ面倒をみて紙が破れない程度に消さなければいけないのです。
(公簿に修正テープは使えません)
出勤簿は1年分印刷してあるもので、毎月、月末にはその月の統計を出して記入する欄があります。
休暇は何日取ったのか、出張は何回か等、月毎に出しておき、学期に一度「教職員出勤簿統計報告」をその市の教育委員会に提出します。
その後、県教育委員会から、職員の休暇取得状況の調査等もあります。