給食を作ってくれる給食センターから運ばれてきた給食をクラス別に分けてワゴンに乗せてくれる配膳員さんとその両方の方々と密接なつながりがあるのが事務室です。
給食センターからたまにデザートの変更や献立表に間違いがあったりすると電話連絡があり、事務室でその連絡を受け給食主任の先生にお話したり、その時々に応じて処理します。
また、たまに給食センターで食数を間違えることがあると、事務室からセンターへ連絡を入れます。
そして、給食センターよりも密接な関係なのが、配膳員さんです。
配膳員さんも学校の行事等を把握していないと困るので、毎月、行事予定表を渡します。
特にきちんと連絡しなければいけないのは、学校行事等で給食時間が20分早くなる時です。
他にも、午後1時か1時半ごろに出張に出る先生が給食を早く済ませて出かけたいと事務室に言ってくることが多く、その度に配膳員さんにお願いして、検食分と一緒に持って来てもらうのです。
出張で早く食べたいと言ってきた時は、その先生の分も届くので、先生の机の上に置いておきます。とにかく食数が足りなかったりすると事務室に連絡がきたりと、本当に給食のことでは苦労をしました。
出張の人が早く食べる時は自分が食べる訳ではないのにいつも配膳員さんに手間をかけるので、頭を下げてお願いしたまにバカらしくなることもありました。
「なんで事務室がここまで余計な仕事をしなきゃいけないんだろう」と思ってしまうんですね。
それに言ってくる先生方は、それが当然のことのように簡単に事務室に来るんです。
先生の頼み方によっては頭にくることもあり
「私はあなたの秘書じゃないのよ」
と心の中で叫ぶこともありました。
でも、結局事務室ってそういう所なんでしょうね。
でも中には「午後出張で早く食べたいんですけど、お願いできますか?」と申し訳なさそうに言ってくれる先生もいました。
そんな時はこちらも「ハイ、わかりました。すぐ配膳員さんに連絡しますね。給食が届いたら先生の机上に置いときますね」と気持よく返事することもありました。
まぁ、こんな給食のお話は、学校によって様々だと思いますから、事務の方でもご苦労なさっていない学校ももちろんあると思います。
私の勤務校では給食のことで苦労が多かったという話ですので、そんな学校もあるんだな~と聞き流していただけたらと思います。